海外で古くから伝えられる諺に
Home is where the heart is.
というものがあります。
直訳すると「心は、いつも家にある」ですが
ここで言う「家」はHouseではなくHome。
単なる建物としてのHouseと、暮らしのぬくもりが宿るHomeを
普段の言葉選びの中で自然と使い分けられていることが分かります。
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翻って私たち日本人はどうか。
「家を建てる」「家を売る」
「家がある」「家を出る」「隣の家を訪ねる」
「家々が並ぶ」…など
それが自分のものでも人のものであっても、
あるいは誰も暮らさない無人の場所であっても、
すべて同じ「家」。
家づくりを手掛ける私たちにとって「家」は単なるモノではありません
HouseもHomeも同じ言葉で言い表されることには
少なからず違和感を抱いてしまいます。
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人が暮らし、家族のぬくもりが漂い、
その日一日の営みの始まりと終わりをそっと見守り続けるその場所を
もっと自然で心地よく、
自分たち作り手の想いが伝わるような言葉で言い表せないか。
そう考えた末にたどり着いたのが
「すみか」でした。
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私たちが日々向き合っているのは
「家」の形をした、住む人の心の拠りどころです。
お客さまの希望を膨らませながら打ち合わせに臨み、
ご家族の幸せを描きだすように図面を引き、
暮らす人の心を守りぬく強い信念で「家」を建てているのです。
Home is where the heart is.
そこには私たち作り手の心も、しっかりと宿っています。
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